債務整理に使う陳述書の書き方ガイド|手続きを詳しく解説
債務整理をするという場合、手続きの際に必要となる書類がいくつかあります。債務整理には、いくつかの種類がありますが、共通して必要になる書類もあれば、選択した方法でのみ必要となる場合もあります。
借金の金額が多額で、返済することが出来ないという場合に選択するべき方法として、「自己破産」という方法があります。自己破産は、裁判所に申し立てをし、免責許可を受けることが出来れば、借金がゼロになり、新しい生活の第一歩を歩むことが出来るようになります。
自己破産を行なう上で必要な書類としては、申立書・陳述書・財産目録・債権者一覧・住民票の写し・戸籍謄本などがあります。特に重要となるのが陳述書です。この陳述書の出来により、免責許可が下りるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
自己破産を行なう場合の陳述書に記載される事柄としては、借金をするに至った経緯や支払不能となった経緯についてです。これは、正確に記載する必要があります。
陳述書が必要になるのは、債務整理の中では自己破産のみです。
記載する場合には、嘘は書かないようにする必要がありますが、全てを詳らかにする必要もありません。免責の障害になりそうな事柄あった場合には、書かないほうが良いこともあります。書き終えたら、提出する分の他に自分で保管しておくためにコピーを作成するようにし、その内容をしっかりと頭に入れておくようにしましょう。その後の手続きの際に、内容と異なる発言がないように注意が必要です。
債務整理をするにあたっては、様々な書類を準備する必要があります。どのような方法で債務整理をするかによって、必要な書類は異なります。任意整理では必要ないが、個人再生では必要である、というようなことがありますので、自分がどの方法を選択するのかを決めたら、その手続きに必要な書類を把握しなければなりません。
陳述書は、自己破産手続きにおいて必要な書類です。一般の人にはあまり馴染みがない単語ですが、弁護士や検事、裁判官といった法律に関係する職業の人であれば、誰でも知っています。というのも陳述書は裁判で必ず提出される書類だからです。
裁判は、争いの場です。民事は個人的な争い、刑事は検察と被告人との争いです。いずれにしろ、判決を下す裁判官は当事者ではありません。当事者ではない裁判官が最終的な判断をするのですから、原告や被告は裁判官に精一杯主張を伝える努力をしなければなりません。それが陳述書です。
自己破産は裁判所を通して行う債務整理の方法ですので、陳述書が必要になります。自己破産は、簡単にいえば、今抱えている借金をゼロにしてもらう手続きです。財産がある人は処分しなければなりませんが、財産がない人にとってはほとんど痛手のない方法です。しかし債権者は違います。貸したお金が返ってこないことが法的に認められるのですから大きな痛手です。
そのため誰でも簡単に自己破産を認めるわけにはいきません。つまり、陳述書は自己破産を認めるかどうかを裁判官が決める重要な書類です。
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