債務整理の期間について|手続きはどれくいかかる?
債務整理には4つの手続きがあり、それぞれ手続きから終了までの期間が異なります。
任意整理でかかる期間は6ヶ月から1年半程度です。長期化すると2年ほどかかるケースもあります。任意整理は、債務者の代理人である専門家と債権者が直接交渉して返済額、返済計画などが決められます。直接交渉ですので、リミットとなる期間は設けられていません。債務者の借り入れ先が多いほど交渉にかかる時間が増えます。ごねる債権者がいれば、こちらも時間がかかりやすいです。
個人再生でかかる期間は平均5ヶ月です。裁判所に申し立てを行い、再生計画を提出するまでに3ヶ月、計画案が認められるまでに2ヶ月ほどかかります。債務整理の中でも個人再生は手続きが煩雑です。したがって書類の不備などがある場合、1ヶ月ほど手続きがのびるケースも考えられます。
自己破産でかかる期間は、3ヶ月から1年です。自己破産は同時廃止と破産管財に分けられます。同時廃止である場合、破産管財人の選定、債権者集会が省かれますので平均4ヶ月程度です。破産管財は、債権者集会、財産の処分手続きがありますので時間がかかりやすいです。短いと6ヶ月程度です。
特定調停でかかる期間は3ヶ月から4ヶ月です。債権者の数が多いほど時間がかかりやすくなります。
債務整理でかかる期間は、このようになっています。債務整理を検討中の方は、ある程度余裕を持って手続きに臨むと良いと考えられます。長丁場と考慮すれば専門家選びの際、相性で選ぶ事も覚えておくべきでしょう。長期的に付き合っていける、信頼できる専門家に相談し依頼すると良いです。
債務整理をする場合、問題が問題ですので手続きが全て終わるまでにどのくらいの期間がかかるのかということが気になるという方は多いことでしょう。
まず債務整理を法律事務所に依頼する場合にかかる期間ですが、一般的には相談から契約までに必要な期間は即日から受け付けられることがほとんどです。
契約をした後は、司法書士や弁護士の方が債務者に代わって債権者との手続きをすすめる旨と過去の全ての取引履歴の送付を請求する旨を伝える通知を送ることとなりますが、この通知は基本的に郵送ですので債権者に届くまでに1~2日かかります。
さらに債務整理を進めるために必要な取引履歴が揃うまでにかかる期間は、大手の消費者金融の場合で1週間から1ヶ月程度、クレジットカード会社の場合は2ヶ月から3ヶ月程度と債権者によって大きく違ってきますので、債務整理の手続きが全て完了するまでの期間もまちまちとなってきます。
ただ一般的な目安としては、債権者からの取引履歴開示がスムーズに行われた場合、依頼から2,3ヶ月程度で債務整理の手続きは全て完了するはずです。
また債務者が司法書士や弁護士などに債務整理の手続きを依頼した段階で、債権者からの督促などはストップするため、全ての手続きが完了していなくても借金返済に関する負担はなくなります。
ですので、借金問題を抱えて困ってしまった時には、早めに債務整理のことを念頭に入れて法律事務所などに相談をするようにしましょう。
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