個人再生|電話相談ではどこまで教えてくれますか?

個人再生を依頼するときは、弁護士と面会するのが基本です。
具体的な流れとしては、電話相談で現在の借金状況を簡単に説明します。
その後、弁護士から面会相談の日時を伝えられるので、その日に出向くことになります。
相談は基本的に無料ですが、有料とする事務所もあるのでWEBサイトで確認しておきましょう。
有料相談の相場は30分5,000円+消費税であり、ほとんどの事務所は30分単位の料金設定としていますが、まれに60分10,000円+消費税という料金設定のところもあります。
相談は基本的に1回で終了し、ここで個人再生の依頼をするかどうか決めます。
依頼は必須ではないので、債務整理をする必要がないと判断すれば自力解決するのもありでしょう。
依頼しない場合は料金はかからず、有料相談の場合のみ相談料を支払えばOKです。

弁護士と面会することなく、電話相談だけで依頼を決めることはまずありません。
詳細を詰めていくためには面会が必要ですし、契約時にも面会する必要があるからです。
基本的に相談時、依頼時の計2回の面会が必要になります。

電話相談は今の借金を債務整理で整理するべきか弁護士に聞くためのものです。
ここでは詳細を伝えることはできないので、どの債務整理が最適なのかまだわかりません。
最初は個人再生を希望していても、実際に詰めていくと任意整理や自己破産を勧められることもあるでしょう。
債務整理の方法は最終的に自分が決断しますが、その前に弁護士からそれぞれの方法の特徴を聞いておきましょう。
債務整理で大切なのは、費用対効果を考慮して決めること、確実に1回で整理できる方法を選ぶことです。
依頼をすれば当然費用がかかるので、費用と借金の減額効果を比較してみる必要があります。
少額の借金を整理する場合ですと、個人再生を選ぶことはまずありません。
基本的に任意整理と過払い金請求で整理していくのが一般的です。
個人再生の費用は30万円を超えるため、数十万円の借金を整理するためには向きません。
一般的に数百万円の借金を整理するような状況で使われます。
自己破産はさらに高額な借金の整理、または返済能力を有していない方が行うことが多いです。
自己破産は借金がゼロになるので、返済能力を問われないのです。
それ以外の債務整理は、減額後の借金を原則として3年間で返済するので、それに応じた返済能力が必要となるわけです。
ただし、過払い金請求に関しては債務整理とは異なるため、返済能力の有無はまったく関係ありません。

個人再生 電話相談

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