自己破産後の生活｜その後が大事！生活はどうなる？
個人差があり、自己破産をする人はそれぞれに理由があります。
しかし、自己破産後の生活の変化にはそれほどの違いはでてきません。
まず、自己破産後に官報に、破産者として名前と住所が掲載されます。
それを、みてヤミ金からたくさんのダイレクトメールが届くのは間違いありません。
ここで、生活を立て直すためにこのダイレクトメールを全て破棄することがスタートです。
生活していく上では、通常は自己破産後だと周囲から気づかれる心配はほとんどありません。
もちろん、今までの債務も全て無効になる返済をする義務から開放されます。
生活面で、困るのはローンを組むことができないことです。
当然のことですが、クレジットカードも保有ができません。
そして、一番困るのが携帯電話になります。
携帯会社によっては。自己破産した人には利用停止をすることがあります。
もちろん、新規の契約はできず機種代金の分割も拒否されます。
携帯電話は、現在の生活では必需品の一つです。
これが、ないと仕事にも影響を及ぼします。
つまり、自己破産後は何かを購入するにも現金一括で買うことが前提になります。
こうした期間は、昔は7年くらいとされていましたが今は５年くらいで信用情報から消えるとされています。
借金を、払う義務を裁判所から放棄するようにしてもらうことは確かに助かります。
しかし、それなりにその後にはデメリットも数多くあることを覚えておくことです。
自己破産は、メリットだけではありません。
金融機関からの借入金を長期間にわたって返済している間には、生活が一変するような不測の事態が発生することもあると思います。たとえば急に病気になってしばらく働けなくなってしまったり、場合によってはリストラにあって職を失ってしまったりなど、そのトラブルはさまざまです。ですが、そのような状況においても返済は待ってはくれません。万が一返済ができなくなってしまった場合は、残念ながら債務整理の手続きを行うことになります。その債務整理の中でも、最終手段として扱われているのが自己破産です。
自己破産後は、借金などの負債はゼロになりますが、その代わりに今現在自分がもっている資産はすべてお金に換えて借金の返済に充てられます。つまり、その後は全くの資産のない状態からスタートしなければなりません。また、自己破産という重い金融事故を起こしてしまった場合には、金融機関は自己破産後しばらくの間融資を行ってはくれません。最長で10年間は新たなローンやクレジットカードは発行できなくなってしまうのです。
自己破産後の生活は、大変不便なものになるでしょう。ですから、そのような事態に陥ってしまう前に、日ごろから返済に加えてある程度貯蓄も行っておくことが重要です。普通の日常生活を長く続けていくためにも、日ごろからリスクに対する備えをとっておきましょう。自分の身を守るためにも、多少苦しくてもきちんと対策をとっておくべきであるのです。
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